裏切りソング
ちゃんと聴いてみたら、想像していたのと違う曲って
ありますよね。
サビの部分だけ聴いて、勝手に「こういう曲だろう」とイメージしていたら
全部聴いてみて
「思ってたんと違う・・・」
と予想を裏切られる曲
そんな曲にいくつか心あたりがあります。
まずはこちら
「木綿のハンカチーフ」 歌:太田裕美
サビの、恋人よ~♪は誰でも聴いた事がある名曲。
最近じゃ、エレカシの宮本がカバーしてましたね。
これは彼氏が都会へ行って、遠距離になってしまった恋人同士の手紙のやりとりを歌ったもの
明るい曲調に完全に騙されていたけど、マジで救いのない内容なんですわ。
最後まで聴いて、タイトルの意味を知ると・・・
作った人は、よくこんなの思いつきましたね。
さて次はこちら
「気分爽快」 歌:森高千里
こちらも曲調は明るい
サビの「飲もう~♪」で飲み会で楽しく飲んでる歌なのかと思いきや
この曲は、女友達と二人で飲みに行って、友達が自分の好きな人と付き合うことになった事を知り、
乾杯して、その友達を祝福してあげる。
そんな歌。
切な~
これ、お互い彼を好きだったのは知っていた上で友達は報告してるんです。
だから歌詞で「ありがとう、ちゃんと話してくれて」ってあるんです。
切な~
森高といえば、もうひとつ裏切りソングが
「私がオバサンになっても」
これは、まんま恋人に対して自分がオバサンになっても、今と変わらず接してくれるのかな?と疑問を投げかける歌です。
小さい頃に聴いて、歳をとる事の切なさみたいなのを感じてましたし、そういう歌だと結構最近まで思ってました。
でもよく考えてみて、これって単なるノロケなんじゃ?と思えてきたんです。
「オバサンになっても」って事は、オバサンになるくらいずーっと一緒にいてくれる恋人がいるんですよ。
(この二人が恋人なのか、婚約してるのか、新婚なのかはっきり明記してないですが)
なおかつ、いつくるか分からない先の事を憂うくらい、今が幸せって事ですよね。
・・・ノロケやん。
それに気づいた時、裏切られたような気がしました。
(でもでもガラケー時代、着信音にしていたくらい大好きな曲です)
そんな衝撃を与えてくれる裏切りソング。
カラオケで歌って、皆を驚かせるのもありかもしれません。