おびひろ市民ミュージカル第22回公演「銀河鉄道の夜」を観た感想
おびカル観たっす
去年観れなかったから2年ぶりっす
今回は銀河鉄道の夜、ということで、宮沢賢治作品。
賢治作品のマイベストは「セロ弾きのゴーシュ」
その次は、どんぐりと山猫、あたりか・・・
救いあるんだかないんだか分かんないけど、よだかの星も名作だよな
あとは・・・う~ん・・・思ったよか宮沢賢治読んできてなかった。
銀河鉄道の夜も未履修だった訳で
ちょっと前に東村アキコの漫画で「偽造不倫」ってのがあるんだが、銀河鉄道の夜を元に書かれたやつなんですよね。
あれ読んで銀河鉄道の夜も読もうと思ってて、結局読んでこなかった。
まぁ、かえってよかったかもしれない。おびカルがその分楽しめるってもんで。
さて当日、やや後ろの自分から観て左よりに座る
開演待ちの、誰もいない青く照らされたステージと、ピアノのBGMでもう泣きたいような気分になる。
序盤のお祭りの歌のシーンで、キャスト達が弾けるようなリズムで歌って踊る姿は、一人一人が光っていた。
前回よりパワー増したように見えた。
・・・いや、前観たオリバーツイストは割と暗い話だったからそこの違いか?
しかし、ダンスは前より難しい振りになっていて、且つ各々のレベルも上がっていたので驚いた。
歌のリズムと音を大事にしている踊りだった。
リズムと音を大事にするって「そんなの当たり前じゃん」と思われそうだが
ダンス習っている人でも、それを実行できる人って意外に多くない・・・けっこうリズムずれて踊っている人いるんですわ
ミュージカルやってる人って、当然歌もうまいし、耳の良い人が多いのでしょう。
個人的につぼだったのが、ジョバンニとカムパネルラのユニゾンで歌うシーン
私は初日に観たのだが、男の子と女の子の声の重なりが心地よく聞こえた。
パンフ読んでびっくりだったのが、銀河鉄道の夜って未完作なんですね。
ジョバンニが学校の先生になったオチはオリジナルなんだとか、いいオチですね。
観てる間、よく分からない涙が出てくる事が4,5回あった。
上演時間は休憩なしで2時間だったけど、あっっっという間だった。
来年はどんなものが観れるのだろうか
今から楽しみ