テトラ小演劇祭~1日目を観た感想

春!GW!

といえば!

テトラ!!

今年はちゃんと1日目から観れたぞーー

(去年はテトラの存在を忘れて2日目しか観れなかった)

演劇自体も超久々だったりして

去年の下半期は体調不良で悩まされたもんで

あらゆるイベントに参加できなかった。

あのビックイベントすらスルーせざるを得なかった。

そう帯広市民文化ホールで行われた

第73回高文連全道高等学校演劇発表大会

悔しい

正式名称で呼んでしまうほどに悔しい

帯広で全道大会やるなんて、次いつあるか分からない貴重な機会だったのに

なんでこんなタイミング悪く風邪ひいたんだ?

厄年だからか?

腹立つ~~~

けど、後ろばかり向いてられん

これから観れる芝居の事を考えていよう。

①更別農業高校 ~ミライのはなし

実は更農さんの芝居っていつも都合あわなくて観れた事なかったんです。

テトラ、高文連と合わせて3回も見逃してて

今回、やっっっと観れました。

感想は・・・

沁みたわ~~~

そうそう、こういうのが観たいんだよ

これのためにテトラや高文連を観に行ってんだよ

放課後の教室

進路の話をする高校生二人

このトシになると、こういうの沁みるんだわ。

会話メインだけどずっと退屈しなかったわ。

お客さんもたくさん笑ってたし

あの世界観に皆引き込まれてたと思う。

10分ちょいの短め尺だったが、もっと観たかった~

まぁ、逆にそう思わせるくらいがちょうどいいのかもしれないが。

高文連も見たい・・・が更農さんいつも1日目の一番最初だから仕事とかぶって観れないんだよな~

今年はうまく休みをとりたい

②鹿追高校 ~Winner

高校のeスポーツ部の話・・・

え、今の高校ってゲームの部活とかあんの?

ゲーム一切やらん人間だから話ついてけるか分からん。

と思ってたが

フツーに面白かった。

芽室町公民館を爆笑で響かせたのはここ数年で鹿追さんが初なんじゃ。

これ書いてる今も思い出し笑いしてるし。

ステージの使い方も特徴的で

eスポーツ部と一言も喋らない三島ゆきぽよ(笑)を最初から配置してたりとか

ゲームの世界に入るところとかあまり凝りすぎず、雑にならずな演出が良かった。

キングバースディの衣装と小道具が天才的すぎる・・・

ピパティの雄たけびが夢に出てきそうだ・・・

ゲームの部活て、めちゃくちゃゆるいとおもいきや

ちゃんと大会もあって全国をめざして日々連打、連打する

そして部員に罰を与えるパワハラ部長、辞めていく部員

ゲーム上では無敵な三島ゆきぽよも、実は引きこもりの高校生だったり

ドタバタなコメディでもあるけど

それぞれが抱える闇を表現するのは成功してたんじゃないか。

まぁ、部活に菓子持ち込んでたら怒られてもしゃーないけどな。

③清水高校 ~紬の春休み

高文連では一人芝居だった清水さん

今回は二人芝居

春は出会いと別れ

主人公の紬は下宿に引っ越すための荷造りをしている

そんな最中とある箱を発見し・・・

という家族の物語

まさか不倫!と思いきやのじーちゃんオチ

ちょっとした誤解から、改めて親子の絆をつむぐことが出来た

春休みに起きた、父と子の一コマ

テトラに相応しい、さわやかな話だった。

約50分を二人だけて演じきった。

これぞ清水の底力

劇中にお父さんは心配症が出てきて個人的に嬉しかった(笑

④帯広北高校 ~演劇部顧問になりました

演劇部の顧問を生徒がやるのか

そして生徒講評をテーマにしているのか

新しいな

自分はそういうの縁ない高校生だったんだが

皆が円になって、講評している姿を見て、なぜか懐かしい気持ちになった。

キャストが先生とか居酒屋店員とか年齢層高めの設定で、大丈夫なのか?と思ってたが、みんなナチュラルに演じてるし

中にはほんとに高校生なのかって疑いたくなるくらい大人の演技してる子もいた。

昔話になるが、私が演劇部員だった20年(!)前の北高さんもテトラとか高文連で年齢層高めの芝居していた。

それを観た審査員の方らは「高校生は高校生をやった方がいいよ」と言っていた。

だから私もずっとそう思ってたんだけど

今回の芝居を観て、それが覆された気持ちになった。

主人公は演劇部顧問として全く機能していない事に引け目を感じていたようだったが

最後に一歩前に進もうとしたシーンが印象的だった。

あと、場面転換がスムーズで感心した

さすがです。

以上、1日目の感想でした

2日目に続く・・・

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