第73回十勝支部演劇発表大会1日目を観て
今年もやってきました、高文連。
去年の鑑賞からもう1年経つんですね。
9月30日、10月1日の土日で開催されましたが。
また仕事が入って観れない高校があるという・・・
更別農業さん・・・
去年の高文連も、今年のテトラに引き続きまた観れなかった
土曜に休みとれればよかったんだけど、うちの職場2か月前にシフト組むからな~
その前に日程が分かれば休みとるんだが、情報が入ってこないもんで。
しかも急遽残業頼まれたもんで、更に遅れて
2番目の柏葉高校さんの途中からの鑑賞になるという。
むきーーーー!(; ・`д・´)
来年は9月の最終週をめがけて土曜休みにするか!?
もし日程がずれたら同僚に土下座して休みかわってもらうか!?
む~~~~
え?自分語りいいからさっさと感想書けって?
はいはい書きますよ~
①帯広柏葉高校 「虹が透明な世界」
仕事終わって、職場から車かっとばして帯広市民文化ホールへ行き
途中からのこのこ会場入りしました。
私が観れたのは「ストーカーが~」って言ってるところからです。
途中からでも、楽しんで観れましたわ。
私の中の法則で、ドラマでも映画でも、いい作品は途中からみても楽しめる。というのがあって
この作品もそれに該当すると思いました。いやはやお見事。
この作品は、演劇部メンバーでのお泊り?いや合宿的な集まり?での出来事(途中からなので曖昧)
畳の部屋での、部員たちの会話がメインの話。
柏葉さん、会話のテンポや掛け合いが、ますます上手になっているじゃないですか。
そしてセリフの言葉選びも、やさしさにあふれていて。
仲間を思いやる気持ちが、十分に伝わってきました。
自分たちはこういう雰囲気のものを作りたい、というイメージを具体化するのが柏葉さんはうまいと思う。
舞台セットや照明の使い方もそれに現れていた。
・・・うん。
最初から観たかった。
②音更高校 「メテオストーム」
いわくつきの校舎に夜な夜な忍び込む高校生たちとそこに現れる幽霊との話。
「時間の大切さ」をテーマに書かれた作品(パンフ参照)
音更さんはキャスト全員が個性派ですね。みんな存在感がある。
お札はがすのだって、違う人がやってもあんなにウケないと思うんだが。
あのキャラクター性はうらやましい
数十年前に亡くなった幽霊は、未練があり、成仏できない。
成仏させるべく、高校生たちが奮闘する。
その中で、8時だよ、全員集合の小ネタあり、(よく知ってんな)
成仏したか、と思いきや、最後の意味深なシーン。
あのラストは、どんなメッセージが込められていたのか?
誰か回答を。
③清水高校 「死んだ!」
この作品はなんと、一人芝居
それも、自分で脚本書いて、自分ひとりで演じるという。
なんと度胸のある。
清水さんはあの放課後侍の二人のイメージが強かったが
今回はキャストでの参加はないようで(う~ん、もったいない)
女子、一人舞台
芝居にかける情熱がないと、チャレンジできないだろう
なんて想像して、幕が上がる前から涙ぐんでしまった。
タイトル通り、バスケの試合中に亡くなってしまった女子高生の話。
友達や母親に話しかけても気づいてもらえない(死んでるから)
母親が、きらいなものでも食べられるようにする工夫など、
亡くなってから気がつく皮肉をうまく描けてたんでないでしょうか。
あのマリオネットシーン、高校演劇観てきて一番の衝撃だった。良い意味で。
一人芝居を見るのは初めてではないですが、
たいてい、途中でセリフかんだり、とちったりしてる事が多いんです。
でも今回、それがなく、最初から最後まで、気持ちを途切れることなく演じ切ってました
圧巻!
創作脚本賞、おめでとうございます。
2日目に続く・・・