PCR検査受けてきました。~その3

5月26日 2日かかると言われていたけど、翌日には結果を知らせるTELが保健所から来た。

私と、姉と、母は陰性。

ばーちゃんは陽性だった。

じーちゃんとひとつ屋根の下で暮らしてたんだからそりゃそうだよな。

母が言うには、結果出る前から、食欲なくなっていたし、呼吸も苦しくなっていたらしい。

今はまだ本格的な症状が出ていないが、年齢もあるから、今後どうなるか分からないとの事だった。

母も昨日の検査では陰性だったが、ばーちゃんと同じ家で隔離生活していたのもあって、再検査となった。

じーちゃんもコロナ、ばーちゃんも、もしかして母も。

例えようのない不安が襲ってくる。

考えてもしょがないけど、こんな時に、コロナで亡くなった有名人たちの顔がよぎる。

最悪の事態は、起こりうるのか?

うちは5年前に父を亡くしており、もしかしたら、姉と二人きり残されて・・・

絶望通り越して、恐怖だ。

部屋で、死にそうな気持で過ごしていたら、居間の電話が鳴った。姉が出ていた。

しばらくして、私のケータイが鳴った。母からだった。

先程の居間の電話も母からだったらしい。

私「ねーちゃんと何の話してたの?」

母は、姉にじーちゃんの病状の話をしていたのだが、日ごろから感情を表に出さない姉の口調から、平然としているように感じたらしく、

母「あんた、じーちゃんが心配じゃないの!?」

姉「私だって心配してるよ!」

と軽く口論になったらしかった。

あかん、皆メンタル崩壊している。

電話で、母が陽性だったらどうしようと、不安を吐露した。

一番不安なのは本人だろうに、弱音を吐いてしまった。

母「大丈夫だって」

何の根拠もないのに、母がそう言うと、本当にそんな気がして、少しだけ、気持ちが和らいだ。

続く

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